2023/05/07子どものお祭り・法要について思う事
いつもお世話になっております。日本には、各地の寺社で、
「泣き相撲」や「得度式」などの法要や祭りがあります。
私は、思う事があります。ある日ニュースを読んでいると、
得度式について取り上げられていて、
「小学生の息子を得度させました。本人は、初めこそ嫌がっていた
ものの、周りの子たちもみんな丸刈りなので、慣れたようです」
と母親が記者さんに答えていました。
これ、カルト宗教とやってる事変わらないんじゃ?
子どもは、自分で意思表示をすることができません。
たとえ「いやだ」と言えても、大人から圧力をかけられれば、
恐怖のあまり隷従してしまいます。
じゃあおっかさん、あんたは得度したのかえ?完全に、
自分の子をアクセサリーにしているように感じました。
まして、今の日本では宗教なんて慢心のためのアクセサリー
みたいな考えの人が多いのに。
さらに、成長期の子が断食をし、それを褒めたたえたタレント
がいました。医療界からは、
「なんて事を!成長期の子どもが栄養を断つなんて、危険極まり
ないことなのに。イスラム教だって、子ども、妊婦、生理中の
女性の断食行は免除されている」
と驚きの声が上がっています。
泣き相撲もそうです。赤ちゃんが泣くのは、不快だから。これは、
育児や発達心理学の基本です。わざと泣かせて、楽しむ?
それこそ、心理的虐待でしょう。
さらに、未就学児の小さな体に、2kgもの餅を背負わせて歩かせる
儀式もあります。あまりの重さに、泣いて倒れこんでしまう子ども
もいます。それを見て、大人は喜びます。骨折でもして一生後遺症、
なんて事にもなりかねません。
これらの子ども系の祭りや法要は、すべて、子供の意思は無視。
得度式など、人生がかかっているのに。結果を出そうとしない
怠惰な大人が、「うちの子すごいでしょ!」と驕るために、
子どもに思想を押し付けるのでしょうか。
意思のない人への信仰の押し付け…カルト宗教そのものだと
思います。私は、一人の宗教者(俗人ですが、あえてこの言い方
を使っています)として、憤慨しています。
何度も言うように、今の日本では、宗教は心の原動力(エンジン)
ではなく、怠惰の免罪符、驕りのアクセサリーになっています。
本当に、嘆かわしい限りです。
有り難し 9
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