結婚と人生
よく「結婚や恋愛するなら優しい人」とか、「気遣い出来る人」とか「料理がうまい人」
とか、世間では言いますが、
私はああいう言葉が、何だか結局のところ「自己中」に思えてしまうのです。
どういう事かと言うと、例えば一般的に、
「優しい人がいい、気遣い出来る、料理がうまい人」など、
考えてみたら、全部『その条件を言っている人にとって、自分にとって都合のいい人、
自分にとって居心地のいい、自分がラク出来る人がいい』と言っているようにしか、
聞こえないんです。
他にも一般的に、『収入が高収入だから』とか、結局それも、そう言っている人にとって、
都合がいいから、裕福な暮らしが出来るからという、打算を感じる。
性格も、一般でよく言われるのが、「外見より中身がいい人がいい」
というのも、これも、どうも私にとっては、一番まともな答えに見せかけた、
実は一番計算高い答えのように思えるんです。
そう答えておけば、自分は『人間として、いい人に見られる. 出来た人に見られて、
自分の株が上がる』
『その上、中身がいい人は多分、自分の事を、将来的に、精神的にラクをさせてくれそう』という、
二重のメリットがある、だからそう答えるという、やはり打算を感じる。
私はバツイチですが、当時、旦那に私の、『優しい所が好き』と言われました。
でも今だから言いますが、正直、それは優しいのではなく、
単に自分に自信がなく、
卑屈とある種の諦めの気持ちから、無理な事でも一生懸命やって来ただけ。
自分には価値がないのを分かっていたから。
旦那が私の名前でカードを作ってお金を借りても、必死で返して来たし、
生活費を入れてくれなくても、無理して何事もなかったかのように、
数年間、表面上はニコニコしながら何も言えなかったです。
私は「この人の為の苦労は苦労だと思わないのが結婚」と思ってましたが、甘かった。
金銭的にキツくなって離婚してしまった私も結局は「偽善者」になってしまった。
恋愛とか、夫婦とか、結婚って何ですか?人生って何ですか。
虚しいです。
有り難し 26
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