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「生き方・心構え」を含む問答(Q&A)一覧

凶悪犯に同情してしまう

いつもお世話になっています。 不謹慎な話かもしれませんが、昔から犯罪者、特に社会を揺るがすような凶悪事件の犯人に同情することがよくあります。 凶悪犯罪を起こした人たちって大抵、幼い頃に親に虐待されていたり、容姿に強いコンプレックスがあったり、学生時代にいじめられていたりする傾向があるように思います。だから、もし周囲の環境が違ければ、彼らも人並みの幸せな生活を享受できたのではないかなぁと感じるのです。 私は昔から容姿に強いコンプレックスがあり、対人関係が苦手なので、彼らに対して「今まで辛かったんだろうなぁ」とか「もし周りの環境が異なっていればなぁ」という思いを抱き、同情してしまいます。私と同じように、社会や人生に何か失望や不満を抱えた人達が、その失望や不満を上手く処理できずに爆発してしまった結果が、ああいう凶悪犯なのかなぁ、と思ってしまうのです。 知人にこういうことを話すと、「被害者が苦しんでるのに不謹慎だ」とか「変わってる」と言われてしまいます。 もちろん被害者や遺族の方々がいちばん辛いのは分かっていますし、自分がどんなに苦しんでいても、その苦しみを暴力という形で人にぶつけたり、ましてや人を殺めてしまうのはいけないことだとも分かっています。でも、彼らがただの異常者としてワイドショーや雑誌で取り上げられ、人々に叩かれているのを目にすると、なんだかやるせない気持ちになります。 私の考えはおかしいのでしょうか?お坊さま方の考えをお聞かせ頂きたいです。

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実際にあるかどうかわからないもの、ことを想像して傷付く

例えば、同僚二人が目の前でその場にいない別の同僚の陰口(とまではいかなくとも問題点)について盛り上がっていると、私もこんな風に知らないところで笑われているんだろうなと思ったり。 例えば、何か仕事で失敗してしまって、仕方なかった貴方は悪くないといってもらえたとしてもでも知らないところでどう言われてるかわからないなと思ったり。 例えば、一時期は頻繁に連絡をくれた人が段々と連絡をしてこなくなったから、ああ、飽きたんだな、それとも何か不興を買って嫌われたかなあれかなこれかなと思い付く原因を並べては後悔したり。など。 実際に何かを言われたわけじゃないけれど、人の態度や言葉の端々から「こう言われているんじゃないか」「こう思われているんじゃないか」引いては「こういわれている(思われている)に違いない」と推測して一人勝手に傷付いてしまいます。希望的観測で、何か言われた訳じゃないし、都合悪いだけかもしれないし、などと言い聞かせてみたりもしますが、自分が事実として見ていることを証拠に推測を立ててしまう為思い込みだと自分を宥めすかす事も出来ません。 自己防衛だろうと思っています。自分で自分を最初に思いっきり傷付けておけば、いざその想像が本当だった時そら思った通りだとばかりに生じたダメージは軽減されるだろうと。それでも実際にそういう場に行き当たることはまず滅多になく、たまに私は想像で何をこんなに落ち込んでいるんだ?実際に言われた訳じゃないのに?と凄く苦しくなります。 自己防衛かもしれませんが、出来ることならやめたいです。考え方を変えることは出来るでしょうか。

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実家の維持管理

弟が急死し、実家の行く末を案じています。弟には妻と3人の子供がいます。 でも、弟の他界後、実家に来る回数も減りました。15代の旧家です。今は管理業者に頼み管理してもらっています。もちろん、管理費は私がだしています。ご先祖のこれまでの苦労を鑑み、思いに心を寄せる時、あの実家を軽視することができません。 長男とか相続人だからという枠を超え、実家を守っていける人が維持していくのが一番いいのではないかと思いますが、私も嫁に出た身ですから、果たしてご先祖はどう思うのでしょうか? これまでなんども義理妹にお願いしたのですが、お盆には海外旅行、実家のシーツは一年以上干しっぱなし状態だったこともありました。私と主人と娘で毎年墓掃除をしたり、仏壇にお茶をあげたりしています。 また、弟の長男は県外の就職を希望しており、いつかは戻って来るとは言うものの、これまでの行動を見てきた私には信用できません。 定年後戻っても、自分が家にいないその間のことは何も考えていないので、その場の逃げかとさえ疑ってしまいます。 義理妹は気が強く、実家の家を改修しても、ありがとうさえ言いません。 良くなりましたね、と、まるで人ごとのようでした。 実家には住む気がないので、大切に守るという気持ちがないようです。 あの家で育ったものにしかわからない思いがありますが、義理妹に理解は無理かと思います。 こんなお恥ずかしい状況ですが、私がどうすることが一番いいのか、そして今後このストレスをどうやって振り切っていけばいいのか教えてください。 お世話になります、よろしくお願いします。

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人生の決断をする時の迷いについて

こんにちは。 何時もありがとうございます。 気持ちが定まらないことがあるので、お話を聞いていただけると幸いです。 新元号となり、周りの人たちも変化を積極的に享受しているような気がします。 私も、人生の転機になるかもしれない決断をしました。 親元を離れ、離れた土地で暮らし働くことです。 おそらく、家でも職場でも私が居なくなることは想定外だと思います。 今後を任せると期待をかけられているのを感じているからです。 最近、離れた土地で自分を試してみたいと思うようになりました。 それは、10年ごしの病気からの立ち直りでもあり、自分の人生に責任を持つことでもあると思います。 だから、色々な人の期待を裏切ることになるだろうけど、決断しようと思いました。 父親に話したところ、後のことはなんとかなるだろうから応援すると言ってくれました。 本当に幸せなことだと思いました。 有難い親の後押しをもらえたことは、これから離職についてのいざこざを前向きにとらえる力になりました。 ただ、決別を決め、気持ちはスッキリしましたが、いざ両親を置いていくと思うと、申し訳なさでいっぱいです。 この人たちの犠牲と恩に報いることなく、自分の勝手を通して良いのだろうかとか、出ていく以外に道があるんではないだろうかと思います。 このままの生活なら、自分が力に成れることもあるからなと、親との決別を反故にしようとしている自分もいます。 そのような生活だと自分の全力が出せない環境で、それに耐えかねての決別であったはずなのに、本末転倒な結論に着地しそうです。 きっと、結果として、出ていけなかった、戻ってくることになったとしても、それはそうなることだったんだと思うでしょう。 ただ、その結果に至るまでに、自分の意思で動いた、頑張ったという過程がなければ後悔し、周りを恨むという八つ当たりをするだろうと思います。 そのような心持ちになりたくないので、しっかり闘おうと思うのですが、実家に後ろ髪を引かれる思いも強いです。 私の心にふと影を落とす、親、家族を見捨てるのかという苛めは一体なんなのでしょうか。 その気持ちに向き合うのが怖いです。

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