母親の思い出、吐かせてください
これはよくあることでした。
僕は母親に、たいしてかなり苦手で弱気で従順でした。
僕は母親と話すとき怖くて言葉が慎重になり、かなりどもる、声か小さいことが多かったです。
その度に母親は手を耳にあて、顔を歪ませて切れながら睨み付けてきて大きな声で「はあっ?!」と言うのです。これはもう母親と話すたびにたくさんありました。
僕は恐怖を感じ、さらに声や言葉が小さく話しにくくなり、さらにそれで「はあっ?!」と言われる訳です。
僕は一度それをやめて欲しいといったことがあります。
しかしそれは本人はこちらに睨み付けながら「これが私だから!」と開き直るわけです。
そして「私が気に入らないなら出てけよ!!」となっていくんです。話しかけたくはなかったです。
あとはこれも小さい頃から小学生か中学生ぐらいまでありました。まだ父親と母親が離婚せず、父親の家に住んでたときです。
確かそのときぼくは兄と妹と輪になって話してました。布団で背もたれみたいなのを作ってました。輪になってというとこにかなりこだわってましたね。
両親が入れないような感じがありましたから。
母親がやってきました。突然僕の腕をつかみます。そしてベロベロ嘗めてくるのです。僕はショックで固まってしまいました。腕を振り払うこともできません。なめ終わるとなんでこんなことをするのかとききました。
回答は「お前が悪いんだ」
なにかが死んだような気持ちになりました。
僕は嘗められたとこの匂いを嗅ぎました。臭くて、よだれでてかてか光ってるのが汚くて気持ち悪いです。ばれないように静かに泣きながら腕を洗いにいきました。
戻ると母親はニヤニヤしながら「泣いてるの?」と聞いてきました。ぼくのそばに座って頭を触ってきました。笑いながら謝ってきました。腹が立つ。
これは小学校高学年まで続きました。
途中から泣くことはなくなってただ嫌な気持ちだけが残るようになりました。
有り難し 14
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