ペットの死と向き合う事が出来なかった
10年半共に生きてきたセキセイインコの死から逃げてしまいました。
眠そうにしている日が多くなり、年を感じていたのですが、ある日多尿になり、糞もおしりに付くようになり、明らかに元気が無い為、ずっとお世話になっている鳥専門の病院へ連れて行きました。
診断の結果、精巣腫瘍で、手術等は出来ない為、餌に混ぜる漢方で、ゆっくり終わりを待つ事に。
しかし、3日経つと、食欲が落ち糞を自力で落とせなくなり、介助しなければいけなくなりました。
ウチの子は、手乗りでは無く、捕まるのをとても嫌がりました。
糞を取る間は鳴き叫び、心臓をバクバクさせていました。
そこで、また病院へ連れて行きました。
3日前より1g増えていましたが、胸骨が出て痩せている為、腫瘍が大きくなり、内臓を圧迫している為に、糞が出にくくなっているとの診断でした。胃腸の働きを良くする飲み薬を処方されましたが、
「今年の夏を越えられるかどうか…」と言われました。
家に帰って、保温し、夜寝る前に、糞が付いていたので、取ってあげましたが、抵抗が弱く、すんなりと終わりました。
翌日、餌を食べなくなり、ほぼ動かずに寝ている様になりました。
なぜ!?どうしてこんなにも早く悪くなったのか。あまりストレスを与えたくないと思い、見守っていました。
それでも、苦しそうに「キャッキャッ」と鳴きながら踏ん張る姿に、糞は取ってあげなければと、捕まえて糞を取りました。
それから、肩で息をし、変なプチプチ音がする様になり、怖くて怖くて仕方なくなりました。
そこで、これ以上苦しめたく無いと、安楽死を夫婦で決めました。
翌日、夫が病院へ電話をし、安楽死への打診をすると、先生が、「処置等はしないが、入院という形で預かる」と言って頂けました。
苦しめたく無いと安楽死を選んだのですが、先生のご好意に甘えてしまったのです。
そして、わずか3日後…亡くなりました。
眠る様だったと言われたのが救いでした。
翌日、ペット霊園に行き、葬儀をし、火葬と、共同墓地へ収めて頂くようお願いし、帰りました。
正直、亡くなったと聞いてから、ホッとしました。小さな箱を買い、棺にして、お花で飾り付けました。
けれど、やはり、10年半もの間一緒にいた家族の死から逃げてしまった事への罪悪感に胸が痛みます。
お叱りでも構いません。何かお言葉を頂けましたら幸いです。
有り難し 10
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