自分を許すこと
過去に様々な出来事があり、自分で自分を許せずにいます。
開発プロジェクトの失敗などで大切な命を間接的に亡くす結果となったこと、悩んでいる友達を救えなかったこと(自殺なども含めて)、自分を待っていてくれた大切な人たちの思いに答えることができず(私がくるのを待っていた人たちがいました。それぞれの事情は違いますが、どれも国が違っていたため私はいつも最期に間に合いませんでした)、多くのひとにつらい思いをさせてしまった気がしています。常に、あの時にこう行動できていれば、とどこかで自分を許せずにいます。
過去を振り返ってめそめそするタイプではなく、あくまで毎日を大事に、一生懸命精一杯自分のできることをこなして生きているつもりです。ただ、あるきっかけがもとで過去を思い出すことが増え、思い出す度にやはり失った大切な人たちへの思いで胸が痛みます。そして、自分を許すことができていないことに気づかされます。長年の様々な葛藤から、怒りや憎しみ、嫉妬などは持たないと決めているので、私にとって他人を許すことはとても簡単にできますが、自分を許すことがどうしてもできない。
潜在意識で、それは夢となって襲ってくる時があります。自分を仏として仏性があると、そう思うことは他人に対してはできるのですが、自分に対してそう思うことは私にとっては難しい。最終的に、空のレベルでの境地においては善悪もなく、そして許すも許されるもないとわかっていても、現実の世界でのレベルでは感情がついていきません。
自分を許すということを、仏教ではどう捉えていますか?
そして、ご回答いただける方へ、あなたは自分を許せますか?
有り難し 58
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