一人息子が突然死してしまいました
26才でした。持病もなく、仕事も順調、年末には旅行に行く計画も立てて楽しみにしておりました。眠ったまま、朝にはベッドで冷たくなっていました。
父親はすでに亡いですが、私(母)と二人、仲良く毎日楽しく暮らしておりました。息子に残すためにこそ手に入れた家に私ばかりが残り、未来あるあんな優しい子がどうしてこんな風に亡くならねばならぬのか(私ではなく!)、二度と帰ることのない息子をおもって日々寂しく辛く、もう生きていたくもないけれども仕事をして何とか生きております。
息子を想い、遺品遺影を見ては涙し、毎日寂しい辛い悲しい耐えがたいと煩悶しつつ、しかし結局それは「私が」であり、もう嫌だと言いつつ死にもできずに、いつか死ぬるまで生きねばならぬならば、どうこのあさましき「私」を引き摺ってゆけばよいのでしょうか。
仏さまの教えの中に方策はあるのでしょうか。
どうかご教示お導きをお願い申し上げます。
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有り難し 31
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