2023/10/08夫が急逝しました。
初めて投稿いたします。
私はうつ病を抱えております。
答えが欲しいというより聞いていただきたいのです。
今年の2月、長い間病と闘ってきた夫が急逝しました。
夫は若い頃から腎臓と心臓に病を抱えていて、40代で人工透析を受ける事となりました。
それも長期になってくると身体に負担がかかります。
不整脈もあって、50代後半には仕事に支障が出るほどに体調が悪化。
そうなると次は腎臓移植です。
しかし移植を待つ患者は多く、順番が回ってくるのはいつになるか。
そこで私は、私の腎臓を移植する事を夫に提案しました。
最初はとんでもないと固辞していましたが、やはり体の辛さに耐えられず、数年かかってやっと承諾してくれました。
このまま透析を続けてもいつまで生きられるか。
それなら私の腎臓を移植して生き永らえる時間を延ばせれば。
そして2020年4月、夫婦間生体腎臓移植手術を受けました。
しかし、ここから再び夫の苦難が始まってしまったのです。
入院中に様々な病気を併発し、退院できたのは2ヶ月半後。
元々筋肉質だった夫は痩せ細り、1人で歩く事もできなくなっていました。
しかし私は心配していませんでした。
元々楽天的で努力家の夫は、私がセーブしなければ頑張り過ぎてしまう人でした。
ところが今回は違いました。
なかなかリハビリを始めない夫を私は叱咤激励し、時にはなじってしまいました。
今なら理解できます。
移植手術は思ったよりも夫の身体に負担を強いたという事を。
もう遅かったのだという事を。
移植を受けたため、夫は免疫抑制剤を常用しなければなりません。
世間ではコロナが蔓延していた時期。
ワクチンは都度接種し、外出時はマスクをし、手を消毒、帰ってきたら手洗いうがいをさせ、注意していたつもりでした。
しかし昨年末、夫がコロナに罹患してしまったのです。
最初はまさかコロナだとは思わず、年末年始という時期もあり、家で様子をみる事に。
ところが年明け早々呼吸困難に陥り、救急車搬送となりました。
そして入院から1ヶ月ほどで、突然心停止し、そのまま逝ってしまったのです。
私は今、悲しみと後悔の念に苛まれています。
私にはまだ実父と義母、そして飼い猫を見送るという役目が残っています。
それを終えたらもうすべき事はありません。
いつか仏様の元で亡き人々の冥福を祈りながら過ごす、それが今の私の願いです。
有り難し 11
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