約束を破りました
父が脳梗塞で倒れました。私は救急車を呼んだり、手術の同意書にサインをしました。左半身に後遺症が残りました。自分の足で立つことはかなわないと言われています。
父は「延命治療の拒否」を書面に残していました。再起不能になったときも、それまでの治療をすべてやめるようにと記されています。倒れたりしたときは「ほっておいてくれ」ということです。長女の私は「まかせておいて」と約束をしました。
ところが倒れた父を見たとき「救急車を」と母に指示したのは私です。緊急手術に同意したのも私です。
意識が戻ったとき「どうしてこうなった」「もう終わりにしてくれ」と父に言われたとき、私はなんてことをしてしまったのだろう、と思いました。
あのとき、なにもしなかったら、救急車を呼ばなかったら、手術を拒否したら、父は思いのまま一生を終えることができたのに、と思います。84歳で半身麻痺になってしまった父。
こうなってしまったのはすべて私の責任です。
リハビリをする父に対して「がんばれ」と素直に言えない私。心の中で父の死を望む、私の始末はどうしたらいいのでしょうか。
有り難し 40
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