純粋な心で親切にできない
20代女性。
私は困っている人がいたらすぐにお手伝いをするタイプの人間です。
道を聞かれたりすると時間が許す限り目的地までご一緒しますし、明らかに困っているような人を見かけたら「何かお手伝いできることはありますか?」と自分から話しかけたりもします。(もちろん、必要ないと言われればそれ以上のことはしません。)
今まで、「こんな親切なお嬢さんがいるなんて仏様に感謝したい」とか、「あなたみたいな心の優しい人はぜひうちの会社で働いてほしい」とか、たくさんの褒め言葉をいただきました。
しかし、最近ふと思ったのです。
私は心が優しいのではなくて、「親切にしている私」に陶酔しているだけではないか?
純粋に困っている人を助けたいのではなくて、「困っている人を助けてあげる私ってステキ」と思いたいだけなのではないか?
と思ったのです。
助けてあげるという言い方からも分かるように、これって、ものすごく上から目線で傲慢な考え方ですよね。
周りの人は「面倒くさいし時間がもったいないから絶対に道案内なんてしない」「困っている人がいたら見ないフリをして通り過ぎる」という人が多いのです。
もちろん困っている人をほうっておくのは良くないことだとは思いますが、この方たちのほうが心は純粋なのではないかと思えます。
だって、面倒→助けない→イヤな人間と思われようが構わない、と、態度が一貫しているからです。
その点私は、親切に見えるだけ余計にたちが悪いと思います。
邪な動機で人助けをして、お礼を言われて調子に乗っています。
周りを欺いていると思うのです。
くだらない自己顕示欲から手助けをするのはもうイヤです。
でも、困っている人を見捨ててはおけません。
道だって聞かれたら答えてあげたいです。
でも、どこかで「ありがとう」の言葉を期待している醜い自分がいます。
どうしたらこの傲慢な態度を改めて純粋に「人を助けたい」と思えますか?
有り難し 47
回答 3