後悔しかない父の死
突然、眠ったまま父が亡くなりました。
お酒を飲みにでかけ、帰宅してソファーで寝てそのまま明け方に亡くなったそうです。
私は父とはあまり会話をせず、母とばかり話していました。父は頑固で変わり者でした。
実家から徒歩1分のところに私は子ども2人と住んでおり、子供を連れてよく母に会いに実家に行きます。
亡くなった前夜も子供たちだけ母の実家に行って遊んでいて、あたしは迎えにだけ行きました。
奥の部屋で寝てる父とは会話もしませんでした。そのまま眠って亡くなるとも知らずにです。
次の日に父が亡くなったと出勤中に電話があり頭が真っ白になり整理できませんでした。
いざ硬直している父を見ると心がポッカリ穴が開いた状態になりました。
警察に連れて行かれ、自宅に帰ってきて父の遺体を横にして後悔の念が溢れてきました。
もっと喋れば良かった。もっといっぱい一緒にいたかった。
私は父ときちんと会話することさえしていませんでした。
私の子供にチョコレートをあげようとしたりすると、まだ1歳だからあげないで!と怒ったりすることもよくありました。でも父は父なりに私の子供をとても可愛がってくれていました。
私は父に[お母さんはどこ?あ、いないのか。それなら帰るわ。』という会話しかできていなかったと思います。
今考えれば、母がいなくても父とももっと子供たちと遊ばせて私も会話したかった。
突然逝ってしまった父の存在はじわじわと私の中で大きくなり、こんなに父の存在が私にとって大切なのかと今更気付かされたのです。
私は父が嫌いだと思っていましたが、本当は大好きでした。
好きで好きでたまらなく、いまも喋りたくてしょうがないです。
明日お通夜です。
父はもう起き上がりません。話すこともできません。
私は後悔しかないです。
もっと父と話したかった。
ごめんね、ありがとうと言いたい。
なんとかして想いだけでも面と向かって話したい。
この一生分の後悔と父への思いはどうしたら良いのでしょうか。
有り難し 8
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