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問答一覧
2023/08/16

お寺の跡継ぎについて

田舎にあるお寺の娘です。 現在、父が住職をしていますが、現在跡継ぎ問題に直面しています。 うちは三姉妹で、両親は、いままでも私たち姉妹に寺を継ぐよう強く言ったことはなく、今回、両親が高齢になってきていることもあり、このタイミングでと思い、私から今後のお寺について相談?した際にも、「わたしたちが幸せになるのが一番だから」と、寺を閉じることも視野に入れて考えているようです。ですが、やはり話をしていると祖父母や代々寺を守ってきたご先祖様に申し訳ない、悲しいという気持ちも汲み取れます。お寺を閉じるという選択は、私にとっても心苦しいものでもあります。ですが、自分自身が出家して尼僧になり、後を継ぐという覚悟も決まっているわけではありません。。 ちなみに次女は結婚して家を出ており、長女は何度かお見合いもしましたがいままでは良いご縁がありませんでした。わたしは現在、一般の方と5年ほどお付き合いしており結婚も視野に入れていますが、私以外に望みがなく、私がお寺の後継者の方とご縁があれば、お別れすることも考えています。 現在の選択肢としては、 1.姉妹の誰かがうちのお寺を継いでくれるどなたかと結婚する 2.姉妹の誰かが出家し継ぐ 3.お寺を終う 上記のいずれかなのかと思います。 跡継ぎ紹介システムなど、検索してみましたが、よくわからず。。 また、父が言うにはうちのお寺は過疎地域にあり、経済的にもここを継ぎたいという人を見つけるのは難しいだろうと。。 確かにお寺だけでは収入は十分ではなく両親は他の仕事もしています。しかしお寺自体は歴史もあり、このまま閉じてしまうのは悲しいです。今後お寺を続けていくにしても、なにかお寺自体も盛り上げていく新しいやり方が必要なのかなと思います。 似たような境遇の方のお話や、跡継ぎ問題、過疎地域にあるお寺の存続問題など関してなにかアドバイスのある方がいらっしゃれば、お答えいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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親離れ子離れ

30歳になってもまだ実家で暮らして居ます。 結婚することが決まり、5月に入籍して、12月に挙式をする予定まで決まりました。 入籍を機に、家を出ることもなんとなくですが両親につたえてあって、3月にも一度新居探しに母と出かけたこともあります。 ただその時は決めず、先週に彼と二人で新居を探して入居日も決めて、5月に引っ越しをすることを伝えました。両親は急なことのように、今まで言わなかった、結婚式まで家にいてほしかった等の気持ちを言いはじめ、なんだか家を出るのが心苦しく感じるのです。 私も初めて家を出るので不安ばかりで話を聞いて欲しいのですが、寂しさが原因だともわかるのですが相談に乗ってもらえず、母に会話も避けられ相談にのってもらえません。 昔から親離れ子離れ出来てないとお互いが言っていて、依存しすぎてるのかもしれませんが、私もこんな気持ちで家を出ていいのか迷ってしまいした。彼には入籍日をずらす?と言ってもらえたんですが、入籍日をずらしても変わらないと思う気持ちもあります。なんだか結婚すらやめたほうがいいのかと考えてしまいます。 親離れ子離れできないのはダメなんでしょうか?甘え過ぎなんでしょうか?

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お札やお守りの取り扱いについて

お守りやお扱いの扱いについてお伺いしたいです。 できれば処分したいのですが、そのこと自体も迷っています。 ここ数年、体調を崩すことや不運が立て続いて精神的に参っていた時期がありました。母親が非常に心配性で、初めの頃は病院などの医療機関に相談に行ったりしていたようなのですが、ちょっとエスカレートして良いと評判のお寺や神社、霊媒師の元を訪れ、私のことを相談しに行ったりしていたようです。 そこで頂いたお札(母曰く怪しい宗教などではない)を部屋に飾り、お守りは常に肌身離さず身に付けるよう言われています。 ですが、正直私は神様が守ってくれているとか言われてもいまいちピンと来ず、どちらかと言うとスピリチュアルなものに対して否定的なイメージを抱いています。 実際に神社に赴いて頂いたお札やお守りでもないし、否定的なイメージを持っている私が部屋にそれらを祀り、携帯しているのは逆に罰当たりなのではないかと思います。そもそも、恩恵を受けているとも感じないので処分しようか悩んでいます。ですが、いくら信仰の思いが無くても処分すると更に罰当たりなような気がしてなかなか処分に踏み出せないままです。 因みに今は体調はそこそこ回復しており、普通に働いて普通の生活を送っています。そして母とは長年離れて暮らしています。

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存在しているという事実が怖い

お世話になっております。毎回暖かいご回答を頂き、心から感謝しております。ありがとうございます。 私は日常生活の中で、「今ここに私が存在している」と実感すると、怖いと思うことが頻繁にあります。 どうして今、事実としてここに存在して、世界を五感で感じているのか?と思うと深みに嵌り、宇宙が何故存在するのかわからない事や死、消滅の恐怖と連動してより怖くなります。 今あるものは全ていつか無くなる。その時私はどうなるのでしょう。体も心もバラバラになって、生きていたことも忘れ、家族とも離れ離れになり、今後文字通り永遠に元(私)に戻る事なく、その後どうなるかもわからないなんて、これ以上に怖い事はありません。 それなら、今の私はなんなのでしょう。 私も宇宙も消えてしまうという強烈な事実を前に、恐怖に慄くことしかできません。 存在に関する根源的な疑問が、絶対に解決されない事が怖いです。結局、誰も本当のことは知らないまま、生まれたから生きて、死ななきゃいけないから死ぬ。絶対的な力に翻弄され、絶対に逃げられない。それが、凄く怖いです。 以前、縁起と空についてご教示頂き、大変勉強になりました。本当にありがとうございます。 頭では分かるのですが、どうしても「何故か今存在しそのうち消滅する恐怖」が理屈を上回ってしまいます。 私は、欲を言えば、このような恐怖や不安をなくす事が人生の目標です。勿論、それ以外のやりたい事をやりつつではありますが、死ぬまでに自分なりにこの疑問にケリをつけたいと考えています。 お坊さん方は、このような「生きてしまっている事実」「そのうち消滅する事実」にどんな心持ちで向き合い、どのように自分の気持ちと折り合いをつけているのでしょうか? 私は、具体的に何をすれば怖くなくなるのでしょうか。 また、もし解説として分かりやすい本などございましたら、教えて頂けると嬉しいです。 恐怖に襲われる毎日が、とても辛いです。 お時間ある時で大丈夫ですので、宜しければご回答頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。

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頑張れなかった人生

私は15歳ごろからやりたい仕事がありました。 それは若ければ若いほど評価され、有名になれる類のものです。 どうすればそれを仕事に出来るかを知っていた筈なのに、一度も頑張ることなく、つい2年前の30歳になってようやく本格的に始めたのです。 若い時に、憧れの職についている同年代に嫉妬し、私の方が上手くやれるなどと思っていましたが、違いました。 若いうちに自分の心のままにそれを行い、そして仕事になるような人達と、私のようにやりたいと思いながら何故か手を付けずにうだうだやっていた人間は、立っている場所が違いました。 嫉妬も共感も思い違いでした。 私はきっとそれを行うための努力を避けたかったのです。 何度もやらなければと自分の駄目さに涙し頑張ろうとしたことがあるのに、一度も続けられなかった。 完璧主義で、やるからには一番になりたくて、でもそれでは理想が高すぎて諦める。この繰り返しでした。 そもそも私は何の努力もできない人間なのです。 イジメに合い学校に行きませんでした。高校生にならなかった。仕事が合わないとすぐに辞めてしまいました。勉強は苦手でした。楽なことだけをやっていました。 今やらなければと不安でいっぱいなのに、手を付けられなかった。 本当にやりたいという気持ちがあればそんなことにはならない筈なのに、本当にやりたかった訳じゃなかったんだ、と過去の自分が全く違う人間のように感じられとても虚しいです。 元々ADHDであったり、引きこもりになったりと問題はありましたが、本当に好きなら取り組めていたはずです。 どうして、15年あまり、何もしなかったんだろう、悔やんでも遅く、今も若い世代が熱い気持ちとそこから得た技術を持って輝いています。 私は諦めて、多くは望まず、せめて死ぬ前にやりたいと思ったことはやっておかなければという気持ちひとつで、今その仕事に取り組んでいます。 10年ほどずっと持っていた死にたいと思う気持ちも、諦めと共に薄れていきました。 でもふと、過去を悔やみ、持ち続けた理想の自分に恥じる瞬間が訪れます。 私はこれからずっとこの気持ちのまま生きていけるのかわかりません。 とても悲しく、惨めです。 自分の全てを捨ててしまいたい。 どう思えば私を許せるでしょうか。

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