2022/11/13故人に対する怒りの感情
亡くなった弟への怒りがおさまりません。
先日、弟(享年58歳)が亡くなりました。それまで独身で母と2人で暮らしていた弟は、長年交際していたという女性を連れてきて、全財産を彼女に相続させたいと言い出しました。高齢の母と、障害を抱え、かつ別に家庭のあるわたし、到底充分な看病はしてあげられないと思ったので、むしろ彼女の登場をありがたいとすら思い、弟を支えてくれるなら相続も当然だと思っていました。
ここで少し弟の性格に触れておきます。彼は性格が悪いなどというレベルではなく人格障害の域であったと思われます。全く社会のルールが守れず、自己の利益のためならなんでもする人でした。わたしも被害者の1人でしたので、ここ10年位距離をおいていました。
弟は幼少期の母からの言葉に傷ついたことを理由に、いまだに母に酷い仕打ちをしていました。
離れて暮らすようにも促しましたが、弟は母の年金で暮らし自分の収入は全部貯蓄にまわせるという下心が見え見えでしたし、母は母で「こんな子にしてしまったのはわたし。できるだけ関係修復したい」と申していました。
今となっては母の育て方と言うより先天的になにかしらの障害があったのではと思ったりもします。
病気になったことは本当に気の毒に思ったし、わたしも距離をおいていた自分を反省し、最期くらいは姉として尽くしてあげたいと思いました。相続も弟の希望通りにと思っていました。きちんと奥さんにあげるから安心するように言いましたが、彼のお金への執着は凄まじいもので、毎日のように母に相続権を放棄しろと迫っていました。
結果彼は、奥さんに「母親には俺の金は一円もやるな」と言い残し、その旨を記した遺言状も残していました。
奥さんは家事も看病も私たちに丸投げ、とても役目を果たしたとは言えません。
入籍前、「○○さんと結婚できるなら相続権も放棄しますし、お義母さんとも仲良くしたいです。」と言っていた彼女。弟と結託して母から相続権を奪うために来たのでしょうか?奥さんは悪人というよりもすっかり弟に懐柔されていた感じです。教祖様と熱狂的な信者、と言った風にも見えました。
母が不憫でたまりません。弟への怒りがおさまりません。
弟を悼めないわたしは悪い人間でしょうか?苦しくてしかたがないです。
有り難し 19
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