今の医療に対する、お坊さまの願いは?
先日、ある外科医が、自分が患者となり、手術を受けた時の恐怖や不安を記した記事を読みました。
私は、自分が勤めている病院で全身麻酔の手術を受けたことがありますが、その外科医のような恐怖や不安は全く湧いてきませんでした。
執刀医を信じていたから、とかではなく、常に、いつ自分が患者側になってもいいよう心掛けていましたし、いつ患者側になるか分からないことを自らに言い聞かせながら働いていましたので、「ついに自分の番が来たか」というぐらいにしか思わなかったのです。
しかし、やはり「手術」や「全身麻酔」に対する恐怖や不安は、現役の外科医ですら感じるぐらいなので、他の患者様たちの中では、相当大きなストレスになっているのではないかと思います。
私は、出来ることなら何でも相談して欲しいと思っています。
どんな些細なことでも構わないので、自分が納得出来るまでとことん質問して、少しでも患者様の心から、恐怖や不安を減らしてもらえればと思うのですが…
やはり、躊躇ったり、言い出せずにいるのではないか?と思うのです。
患者様に親身に寄り添うこと、普段から信頼関係を築いておくこと、気軽に話し掛けられる雰囲気でいること、私自身の実体験をお話しすること、など工夫していますが、そうしたところで、まだまだ恐怖や不安は拭いきれないのではないか?と思うので…
お坊さまがもしご病気になり、手術を受けることになったとしたら、医療従事者側にどのようなことを望みますか?
どのように接していけば、少しでも安心感が得られると思われますか?
普段から精神を鍛えていらっしゃるお坊さまでも、やはり人間です、医療に対する不安感や不信感などはあるのでしょうか?
今の医療に対して、医療従事者に対して、どのような思い、希望を抱いていらっしゃるのでしょうか?
今後の参考にさせていただきたく、質問させていただくことに致しました。
もし、何か具体的な不安等がありましたら、お答え出来る範囲内ですが、お答えしたいとも思っています。
宜しくお願い致します。
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