2022/10/02コロナ後の曹洞宗の禅の教えを
禅宗の事を海外の方に、コロナ禍を踏まえながらメディアで伝えたいと思っています。
話の流れとして、コロナウイルス蔓延の主な原因とされている、人間により生物多様性が失われ、ウイルス媒介者のバランスが崩れた事を挙げ、坐禅と山寺の訪問を通して、自然をコントロールするのでなく、自らも自然の一部であることや、他者支配などの執着を捨てる事を受け入れることに繋げて結びたいと考えています。
そこで質問です。
海外の方は、特にIT系の方はスティーブ・ジョブズが実践したように、心を落ち着け、個の霊性、才能や内なる力を目覚めさせる為のメソッドとして禅を捉えていて、憧れています。
そこまでは説明が簡単なのですが、
そこから
執着を外していく中で、自分を自然や宇宙の一部だと考える境地に至るまで、利己でなく利他にまで心をシフトさせることにかなりのハードルがあります。
スティーブは究極の利己のイメージがあるのですが、それが結果的に人の心を揺さぶるものだったという事から、自然との共生のメッセージに繋げ難いのです。
次の時代を生きるヒントとして、
禅の教えを、単なるマインドフルネスのメソッドとしてではなく、人と自然のバランスを考えるための大きな内観法として伝えるには、
どのような言葉で伝えるのが良いでしょうか。
ご教示頂けますと幸いです。
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