除夜の鐘をうるさいという人、楽しみにしている人
NHKの風土記という番組で、徳島の阿波おどりが特集されていました。
大通りを踊り歩く他に、各町々でも小規模ですが踊りを披露して、いい光景だなと久しぶりにテレビ📺に見入っていました。
しかし、途中で警察がきて、騒音の苦情がきたので町中で踊るのをやめてほしいと、後味の悪い終わり方でした。
お寺でも除夜の鐘がうるさいと苦情がきた結果、鐘をつくのをやめたり昼間についたりするお寺もあるようです。
世のうつりかわりといえばそれまでですが、やっぱり楽しみにしている人もいるわけです。
しかし、苦情をいう人の気持ちもわかります。ゆっくり寝たい人もいるでしょうし、正月とはいえ朝から仕事の人もいるでしょう。
どちらも正しいし、どちらも間違っていません。
とはいえ、そうやって日本の風土、伝統がなくなっていくのは少し寂しい気もします。
お寺としては、伝統よりも人々の生活に沿うことが正しいのでしょうか?
世のならいで古来より続いてきた風習がたえることも、それもまた仏様の意思なのでしょうか。
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有り難し 44
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