根が深い恨みに触れてしまって
私の父が今、手術をして闘病中です。
私は父母妹のいる地元から離れたところに嫁いでいます。
2週間前に地元に行って家のことなどを片づけ、父の容態が上向きとなり帰ってきました。
最近私は妹に、さらによくなった父が転院しリハビリに入ることを電話で聞きました。詳しい話を聞けて、「お母さん今日明日は忙しいはずよ」と言われたのでその日母にまでは電話し直しませんでした。
その翌日、電話をしないことに対して薄情だというようなメールが母から届きました。私は、子どもが熱を出したりしてちょっとバタバタした週だったのだと返信しましたが、母の様子がちょっとおかしいので、夜改めて謝罪をしました。
母は、私が薄情だ、母の母(私の祖母)の葬式のときのお前の言動には今でも涙が出るほどくやしい、そんなお前の薄情さが父の容態を電話で聞いてこない行動につながっているのだ、お前の義母もお前の薄情さを知っているし、私の姉(おば)も同意見だということをまくしたてました。
私は、「私にどうなってほしくてその言葉を言うの?」と母に聞きました。母は、謙虚であれとか、もっと心配しろというようなことを言い、そのあとは父の容態や家のことなどの話をしました。母が話し相手がほしかったことはわかったし、電話してあげればよかったと思いました。
私はそのとき、「コールセンターのクレームのプロみたいな感じでこの電話納めてやる、ガチャ切りはすまい」とイメージして会話を続けました。
そのあとつらくなりました。
血のつながった尊属のお葬式にどんな気持ちで臨むかは、自分の中にしかないと思うのです。
母は、祖母が胃ろうで、拘束着で寝たきりでも、もっと生きていてほしかったと泣きました。私はそれが、母の真実だと思います。
でも、私は祖母が99歳で亡くなって、お顔もきれいで、きちんと別れよう、心を込めて、忘れないようによく見よう、そう思ったし、尊敬の意味を込めて、葬儀の場で肯定的な感じの文法で話してしまったかもしれない。
孫としての私の別れ方が母を傷つけて、今父がベッドにいるこのときにその恨み言を開けてやろうと、母の心の引き出しにしまってあったことがショックでした。
孫として祖母と対峙したお葬式の言動を、母にジャッジされていたことが、どうしてだかすごく、尊厳を傷つけられた気がして、母には言い返さないし謝罪したけど、密かに苦しいです。
有り難し 6
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