2021/06/30私は人を見下して生きてきました
私は人を見下して生きてきました。
私は(おそらく)周りの人間からは善人だと思われてきた類の人間だと思っています。
しかしそれは、人と対等に渡り合おうとしなかった結果です。小学生のころ、私は同級生のガキ大将格の人間から嫌がらせを受けてきました。辛かったですが、私はそれを笑って受け流していました。周りの人は私を優しい人間だと言っていましたが、私は彼を心の中で見下していたのです。だから、言い返したり、抵抗したりして対等に渡り合おうとしなかったのです。
私は人を見下してきたので、人も私を見下そうとしているものだと思っていました。ですから、私は人に見下されることを極端に恐れていました。周囲に見下されないよう、挑戦することや、主張することを怠ってきました。結果として、僕は閉鎖的なコミュニティーの中で中学、高校時代を過ごしました。私は、当時そのコミュニティーを親友の集いだと考えていましたが、今思えば、それは単に私が優越できる場に過ぎなかったのです。
私は、人に完全に心を開いたことがありません。親にもです。人を見下し、対等に渡り合わず、その場をしのいできたからです。
私は、これまで、人に心を開かず、その場しのぎを繰り返して人生をやりすごそうとしていました。そして、おめでたいことに、私は自分のことを善人だと思って生きていました。しかし、大学進学を機に、様々な人と触れ合うと、その試みと自己像が瓦解したことに気が付きました。消極的に生きてきた僕は、人間関係を円滑に進めていく力など、人間力の様々な点において稚拙な大人に育ってしまいました。もはや、その場しのぎで他人から良く思われることすらできなくなっていたのです。
これまで人を見下してきた分、今は、あらゆる視線が僕を見下しているような気がしています。まさに自業自得です。これから社会に出て生きていける気もしません。死にたいという思いが押し寄せてくることも多々あります。
しかし、私は生きていたいです。こんな私にも、親は深い愛情を注いでくれました。親を悲しませたくありません。しかし、人に見下されないことだけを考え生きてきた私が、それを失った今、どういう方向性をもって人生を歩むべきか全くわかりません。
どうしようもない私ですが、これから生きていくため、アドバイスをいただけないでしょうか。
有り難し 30
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