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検索結果: 481件

ある僧侶の死

前回の質問時に生じた質問です。 もう何年前のことだか正確に覚えていませんが・・・ある日のこと、前途ある若き僧侶が殺害されました。夜間、路上で危険行為をしていた青少年らを注意したところ、逆上した彼らに暴行され、その末に息を引き取ったそうです。 当時、この報道を偶然テレビで観ていた私はとてもショックを受けました。僧侶という特殊な立場の人が犠牲になったことや、私個人のそれまでの想いや経験とも重なったのでしょう。暫く、忘れられませんでした。けれども、年を経るごとに少しずつ忘れ、思い出すこともなくなりました。しかし、数年前にお坊さんが書いたあるエッセイを読んだ時、一気に思い出したのです。 そこには偶然にも、あの事件のことが書かれていました。もちろん、実名などの記載はありませんでしたが、私はフラッシュバックのように、当時、テレビに映し出されていた事件現場を思い出しました。どこにでもありそうな人気もまばらな夜間の風景、暗い夜道と街頭、街頭に照らされた白いガードレール、記事を読む女性アナウンサーの声。 筆者と被害者の男性は、修行道場で先輩・後輩の関係で、男性は修行を終えて実家のお寺に帰った後に急死。彼の父親であり、師匠でもある住職は、葬儀の挨拶の中で、こう述べたそうです。 「それでも、許さないといけないのでしょうかね・・・」 仏教の教えでも、何であっても、人は皆平等で、言動には大なり小なり理由があります。加害者となった青少年らにも、殺意があったかどうかはともかく、腹立ち紛れに暴力をふるった原因や理由がそれぞれあるでしょう。しかし、だからと言って許せるかどうかは、また別の話。けれど、許すか諦めるかしなければ、生きている限り、苦しみ続けなければならない。また、こういったことが二度と起こらないように、暴力事件の被害者の方々が活動しておられますが、その活動は別として、果たして、彼らに救いはあったのでしょうか。 「許す」って何なんでしょう。諦めたら救われるのか・・・ただ、どうしようもない「ままならぬのが人の世だ」と分かっただけではないのか・・・「救い」って一体、何なのでしょうか。

有り難し有り難し 69
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葬祭業者として働く

はじめまして!いつもハスノハでの相談をありがたく拝見しております。 私は現在大学4年で、葬祭業者として内定を1ついただいております。 しかし、転職のしにくさや、忌みに触れる仕事であることから、親や学校のキャリアセンターから葬祭業での就職に反対され、不安になる気持ちを抱えております。 もともと苦しんでいる人不安を抱えている人を助けたいと言う思いで就職活動をしており、葬祭業は私が大好きな祖父をなくしたときにきちんとお見送りできてよかったなぁと思ったことから志しました。ただ、親の期待に応えたい、もう少しお給料を良くしたいなどの思いもあり、同じ志を生かせる職業として病院での事務などを目指して就職活動を続けておりますが今回のコロナ禍の情勢もあり、なかなか他の内定が出ない状況にあります。 ハスノハのお坊様たちは実際に葬祭に深く関わるお仕事をなさっていると思います。その際周りに反対などされなかったか、不安はなかったか、葬祭に関するお仕事を日々どんなお気持ちでなさっているのか、また、必死に努力をしてもなかなか結果に結びつかない状況にどのように対処されているかなど伺いたいと思っています。 色々と質問して申し訳ありません。ぜひお答えをいただければありがたいと思います。

有り難し有り難し 45
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昔の彼氏を思い出して辛いです

10年前に別れた方のことをずっと考えてしまいます。 学生時代から5年程付き合った方です。彼の就職を機に私から気持ちが離れ、他の女性と関係を持った事が原因で別れました。 しばらく辛い日々を過ごしていましたが、夫と出会い結婚出産と充実した日々を過ごしています。 元彼は別れる原因となった方とは別の女性と結婚しました。 先月、家族で旅行に行った場所が元彼の地元であり「実家はこのあたりだったなぁ」と思い出してからというもの、元彼がずっと頭の中に浮かんできます。 順調に交際して結婚していたらどんな人生だったんだろう、あの時こうしていれば彼は離れていかなかったのか…奥さん羨ましいなぁ…と。 私に対してとても誠実だったとは言えない人です。別れ際も最悪でした。なのに、楽しかった思い出や大好きだったことばかり美化されて思い出してしまいます。 夫や今の生活にこれといった不満はありません。子供にも恵まれて、忙しい毎日ですが幸せだと思います。 なのに、元彼を思い出しSNSで検索したり今何をしているのだろうか、どんは風に歳をとっているんだろう…と考えてしまう自分が嫌でたまりません。 夫や子供に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。特に夫に対しては、毎日家族のために働いてくれているのに、妻である私が昔の彼氏を思い出しているなんて知ったらどんなに辛いだろう、何をしてるんだ自分!と腹立たしくなります。 結局は自分のことしか考えられずに、家族を幸せにできていない、ダメな妻でダメな母親な自分に自己嫌悪です。 この無限ループから抜け出すアドバイスをいただきたいです。

有り難し有り難し 29
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亡くなっても本当にまた会えるのでしょうか?

また質問にきました。よろしくお願いします。 先月51歳の大切な大切な彼氏を病気で亡くしました。彼はバーのマスターでたまに行ってましたが、この8月に2回目の離婚をしたあたりから急激に仲良くなり、ほぼ毎日一緒に居ました。期間も短かすぎて10月から入院したので、思い出や思いでの詰まった物や、病気が悪化しだしてからは話しもろくにできなくて。憤りの無い寂しさと後悔と自分の情けなさ、不安、などどうすればいいのかもう分からなくて。 愛してると何度も言ってくれた彼を不安に思ったり。 本当にもう会えたり話せたりできないのでしょうか? 彼は本当は無になってしまったのでしょうか? 話を聞いてくれそうな、カウンセラーや霊視のできる所をいつも探してしまいます。 愛おしくて、愛おしくて、息がつまります。。私はまだ35歳でまわりの皆んなは幸せにならないとって言ってくれますが、彼を一生忘れられないまま他の人と幸せになれるのか自信もありません。 私があっちに行くその時に彼は迎えに来てくれますか? どうも自分本意な事ばかり書いてしまい本当にすみません。 皆様、行き場のない思いをどうか聞いてやって下さい。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 175
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葬儀の後の弔問などについて

愛する彼女が先月亡くなりました。 家族葬でしたが、ご家族には良くしてもらい葬儀に参列させていただき、また火葬も参列させていただきました。 しかし葬儀後から今日まで52日経ちますが、その後お線香をあげに行けていません。 (ショックが大きくて仕事以外で外出できなかったため…が大きな理由ですが、お線香をあげにいく頻度だけが供養となるのか疑問だからです。) こんな情けなくて薄情者な自分に嫌気が差します。 こんなに日にちが空いてしまって、ご家族も今更なんだろうと思いますでしょうか… 私はどうればよいでしょうか。 今からでもお線香あげに行っても良いものでしょうか。それとも秋の彼岸のような節目に行くべきですか? 調べれば調べるほどマナーや〇〇するべきのような情報が出てきて、混乱してわけ分からなくなっています。 彼女とは交際期間は3ヶ月と短かったため、私の家にはあまり彼女の物もなく、家にたまたま忘れて行ったタオルに向かって毎日拝む日々です。 お線香はあげていませんが、彼女のことを失ってとても辛いですし、供養したいという気持ちはあります。 しかし月命日ごとにお邪魔したり、やたらとお伺いするのは逆にご家族に迷惑になるような気がしています。ご家族からは葬儀後、今回のことを引きずらずに自分の人生を歩んでいってくださいと連絡いただきました。 文がまとまっていなくて申し訳ありません。 あくまで一般論として、 恋人と死別した場合、葬儀後の弔問の頻度はどの程度が良いか?をお聞きしたいです。ちなみにお墓に納骨はしておらず、ご実家の仏壇への訪問となります。 また、故人に対してちゃんとお線香をあげたりしなければ、故人へ私の供養の気持ちは届かないでしょうか。決してしたくない訳ではないのですが、どうも頻度と想いが比例するとは思えないのです…やはり私は薄情な人間なのでしょうか。

有り難し有り難し 9
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死ぬべき人はいますか?

私は、自分自身は死んだ方が良い人間だと思っています。 私は犯罪者ではありませんが、たくさんの人に迷惑をかけてきました。 税金をもらって仕事をしているのに、何も成果を出せていません。 恵まれた環境を提供してくれた両親、祖父母には、何も恩返しをしていないばかりか、結婚式でひどい思いを味合わせてしまいました。 奥さんには、要求されたことを提供できないばかりか、マイナス思考をぶつけて泣かせる始末。 私とさえ結婚しなければ、幸せになれたろうにと本気で思います。 皆さんにできるだけ早く人生を改善してもらうために、事故に見せかけた自殺により死亡保険を獲得し、分配することを考えています。 自殺について話した職場の同僚の中に、五万でいいからくれと言っていた人がいるので、お金を渡すよう遺言を残せば喜んでくれると思います。 私の死により、税金、食べ物、エネルギー等の無駄が減るのです。 マイナス思考に晒される人もいなくなります。 悲しむ知人はいるかもしれませんが、転校してから一度も合わない友人と同じ状況になるだけですので、一週間も経たずに元どおりになります。何も問題ありません。 いいことしかありません。 死んだ方が良いのに、国家や仏教が生きろと言うのは、 納税者、信者という名の奴隷を減らさないためではないでしょうか? ささやかな幸せという名の幻想で人々を騙しながら、せっせと労働させ、お金を納めさせる。これが国家の真実だと私は思います。 税金を無駄にし、価値を生み出さない自分はゴミでしかない。 それでも、生きなければいけない理由はあるのでしょうか? 親族を悲しませてはいけないのならば、親族を皆殺しにしてから、自殺すれば良いのでしょうか? そもそも、このように人に皮肉や挑発ばかりする性格だから嫌われるんです。 現在、死亡保険や死後に必要な手続き、お葬式の準備など、少しずつ進めています。 お坊さんからも死ねと言ってもらえたら、初めて自分を肯定できそうな気がします。

有り難し有り難し 167
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劣等感を持ったまま、幸せになれる?

幼い頃から、何かあるたびに「そんなんじゃ、変われないよ」と言われて育ちました。 内向的で、誰から見ても大人しく、あまり喋らない子でした。 元気に明るく振る舞うよう努めてきましたが…本当に明るくて穏やかな人を前にすると、萎縮してしまいます。 私は偽物だから、本物には敵わない。 ぼんやりした劣等感を持ったまま大人になり、その劣等感が、いつからか自分の一部になってしまったようです。 そもそも、どこをどう変えるべきだったのか、今になっても分からずにいます。 ただ、今の自分では駄目なのだと思わされる出来事があまりにも多かったからか、自然とその言葉を受け入れていました。 以前にも相談させていただいた、男性からの心ない態度について…最近思うのは、あの人たちは本当は見る目のある人なのではないかということです。 私が中身のない人間であると見抜き、関わりを拒んだのであれば、凄いことです。 改めるべきは、彼らではなく私なのかもしれません。 hasunohaに出会う随分前、堪らなく苦しくなったときの相談相手が占い師でした。 占いを完全に信じきっていたわけではありませんでした(当たればいいのに…と思った部分はいくつかありましたが)。 「出掛けなければ、出会いはないよ」と言われ、その言葉が今でも頭に残っています。 外に出ることで、なにかが変わるかもしれない。そう思って、外出の機会を増やしました。 しかし、外には楽しそうなグループや幸せそうなカップル。同年代の子供連れの夫婦。 また、劣等感です。 肩身の狭い、ただのお出掛けで終わってしまう事が殆どです。 家に籠っていれば良かった!と後悔したことはもう、数えきれません。 劣等感は、いつか消えて無くなるものなのですか?

有り難し有り難し 84
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お坊さんの家族は必ず同じ宗教を信仰してますか?

私の知人が浄土真宗のお寺に嫁ぎました。 実家はサラリーマン家庭で、真言宗の檀家さんだそうです。 彼女自身は特に宗教に興味も抵抗もなく、実家にいた時はお仏壇にも神棚にも手を合わせることが特に宗教行為という認識を持たずに「祖父母がそのようにしているから自分もしていた。」程度だと言っていました。 彼女は嫁ぎ先のお坊さんの勧めで僧侶の資格も一応取ったと言っていましたが、 未だに信仰心も湧かないし、苦労していると言っています。 特に苦労するのが年中行事だそうで、初詣やクリスマス、七五三、地域のお祭りで神輿を担ぐこと、など自分が子供の頃楽しみにしていたイベントは殆ど全てが仏教的に(もしくは浄土真宗的に)NGだったり、必要ないとご主人が言っておられるそうです。 彼女にはお子さんもいますが上記の理由で自分の子にそのようなイベントをしてあげられないということに対しても、とても落ち込んでいます。 そこでお坊さんにいくつか質問です。 1、お坊さんの奥さんは嫁ぎ先のお寺の宗教を信仰してますか?(するべきですか?) 2、お坊さんの家族は嫁ぎ先のお寺の宗教以外の宗教行事を控えてますか?(控えるべきですか?) 3、宗教に対して興味を持っていない奥さんや家族に対して、お坊さんはどのようにご自身の宗教を伝えてますか?(伝えない、伝えているけど受け入れてもらえない、伝えたくない等、色々あるかと思います。) ぜひ教えてください!

有り難し有り難し 49
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