母の死期と、家族の捉え方
去年、私の母は40代で他界しました。
約3年間、癌と戦い最期のときを迎えたのです。
大好きな母を失うというのに親不孝ばかりしてきました。
最期を迎える一週間前まで母は自宅で頑張り、いよいよ入院をするその日から私は地元へ帰り、入院の付き添いを父と交代で行いました。
日に日に弱っていくが、痛みが強く暴れ、でも薬で眠らせる決断も私にはできなかったのです。
終わりの見えない看病に疲れていたのでしょうか。
今日が最期の気がすると思ったその日、母は旅立ちました。
喉に痰が絡み、看護師さんが吸引をしようとしましたが嫌がったので中断しようとしたところ痰を詰まらせて呼吸停止。そのまま帰らぬ人になりました。
母が選んだ最期だったのか。
どうしてもっと早く眠らせてやれなかったのか。後悔でしかありません。
このことは誰にも話せません。
最後の瞬間、苦しそうな母の顔を忘れることができません。
眠るように最期を迎えさせてあげたかったのです。
でもこれは遺された者の自己満足でしかないのでしょうか。
![有り難し](/assets/sp_redesign/ico_thanks-c222bb4287842c7107cc0158825a73d652a72875f2f7bb5340f4763997e1c53e.svg)
有り難し 44
![回答数](/assets/sp_redesign/ico_answer-b7e083c1c9d8af6374e0b7a120b57576d57938ce230cb74e0b9c529b5e4f2f5f.svg)
回答 2