肺がん末期の祖父
祖父は、幼い頃から「学校には行かずに働いていた」と繰り返し話す人でした。そういう時代を生きてきて自負心があり、「自分が一番」「自分は正しい」と思っている人です。なので、家族であろうと他人であろうと、自分以外の人を馬鹿にする言動が多い人です。
目に余る態度だったので、「早く死んではくれないだろうか。」と思ったこともありました。
末期の肺がんとわかったのは、去年の7月。
9月には脳梗塞も患いました。
その時は母も私も、さすがに可哀想だと思いました。
しかし、抗がん剤治療が効いているのか食欲もあり、多少痛みを感じる日もあるようですが元気いっぱいです。脳梗塞の後遺症もほとんどなく、自立歩行が出来ますし、今でも車の運転をしています。
以前にも増して、暴言が多くなったように感じます。自分の思い通りにならないとすぐに声を荒げて怒り出してしまいます。
挙げ句の果てに「自分は死ぬから好きなことをさせてくれ」という始末。
私は実家暮らしではなく、祖父の通院の付き添いやご飯の用意は母が1人でやっています。
祖母はいるのですが30年以上前から台所に立っている姿を見たことがありません。全て母まかせです。ご飯をよそうことすらしません。
父は婿養子で、祖父母と折り合いが悪く病院に連れて行くことは皆無で、協力的ではありません。
母1人に負荷がかかり、母のほうが先に倒れてしまうのではないかと心配しています。
祖父は今年81歳を迎えました。
もう、そろそろ逝ってはくれないかと思ってしまいます。祖父も家族ですが、母が先に倒れてしまうことだけは絶対に嫌です。むしろ、祖父が逝ったら凄く楽になるのに。と思ってしまいます。
私も兄も結婚をし、それぞれ曾孫を見せてあげることもできました。もう、十分生きたのではないかと思ってしまいます。そんな風に思う自分に、罪悪感すら感じません。
家族を大切に出来ない私はダメなのでしょうか。
有り難し 6
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