あと1歩が怖くてたまりません。
お忙しい中、失礼致します。
二十代も半ばながらまともな職歴がなく、いわゆるニート状態です。半ば引きこもりに近く、せっかく進学した大学も卒業できず、ずるずると閉じこもってしまいました。
身内の不幸が続いた、どうすればいいか分からない、働きに行かなければ、税金はどうなっているのか、体調不良だ……と言い訳をしては嫌な方向に思考が向き、こうしてずるずると何年も過ごしてしまったのです。
不幸ごとや問題が色々続き、本当にこのままではダメだと起き上がったものの、「資格なし、職歴なし、大学は引きこもって卒業できてない」状態で果たして職を得られるのか?
体の不調を調べると手術が必要そうな病が多く、税金のことを思えば経済的な不安に恐れどうするべきかとうろうろしています。
同じ年代の、大切だった友人にも劣等感や嫌
な意地のようなもの、同年代なのにきちんと労働の義務をしていない羞恥から顔向けできず他人、特に知人、近所さんへの恐怖が増して顔を隠し合わないであろう場所を探しては夜にこそこそ活動している状態です。
恐れる恥ももうないだろうと、ここでまた踏みとどまればまた悪化すると冷静な自分は「外に出て、まともにならなければ」と急き立ててきます。
「働くというのは当たり前のこと」と分かっているからこそ、自分はその「当たり前すらできていない」と羞恥に憤悶しているのに行くべき機関へあと1歩、踏み出せていません。
どうしたら、そのあと1歩を踏み越えられるでしょうか。
有り難し 13
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