今でも思い出す恥ずかしい出来事
何年も前のことですが、
両親の前でやらかした参観日を、いまでも思い出します。
私は当時(ちなみに中学1年生)から手汗がひどく、おまけに致命的に不器用で、裁縫などの細かい作業が大の苦手でした。
その日の授業参観では、細かい作業を授業中に行わなければならず、クラス全員があっさりとできることを、私は試行錯誤しても結局できなかったのです。
1番前の席でしたので目立っていたと思います。友達の保護者が私に向かって苦笑いして、それに先生も乗っかったことも、いまでもふと思い出しては、自分が情けなくなります。
結局、タイミングを見計らって、クラスメイトにばれないように父が手伝ってくれました。
それが引きずったのか、実は他にも両親の前でやらかしました。帰って部屋で泣きました。本当に自分が恥ずかしかったです。
また、母に「なぜあんなこともできないの?」とあの日の帰り道で言われました。また、母の日記に「人並みのことができない娘が心配」と書いてあったのも見てしまいました。
しかし、それ以来、両親からあの日のことを食卓の話題にされたり、本当恥ずかしかったよなどと言われたことはありません(それどころか、両親は子供の私から見ても優しくて、立派で、いつも私のことを考えてくれます)。
ちなみに、友達からも、このことを馬鹿にされたり、みんなに言いふらされたりということはなかったです。みんな良くしてくれました。
ただ、母にとっては忘れられない日であることは、数年前ちらっと言っていました。父はわかりません。忘れてくれていたらと思います。
結局、いまでも不器用なのは変わりないのですが、もうあんな恥ずかしい思いはしたくないと、あれから少しずつ細かい作業をできるように練習しました。
自分の致命的な不器用さに気づけたから、起きてよかった出来事だとは思いますが、いまでもふと思い出しては恥ずかしくて声を上げそうになります。
これからあの出来事とどう付き合っていけばいいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
有り難し 17
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