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検索結果: 248件

生き物と自分の心の制御

7年前に亡くなったペット(犬)と自分の心についての御相談です。 ミルクは16歳で亡くなりました。 元々、動物が好きで、ミルクが小さい頃からとても可愛いがっていましました。 お互い深く心が通じあっていたと思います。 時が過ぎて、ミルクが亡くなる2年位前、私自身が病気になり入院をしました。 退院後は、しばらく朦朧とした感じもありましたが、日に日に身体は元気になりました。ただ、同時期に家族の死や悲しい事が重なり精神的に辛い時期でもありました。 そんな時になんとなく気晴らし読んだ昭和の漫画が非常に残酷な描写で動物を虐めるようなシーンもあり、ショックを受けると共に私の中に漫画の内容がすっと入ってしまったようになりました。 漫画のせいにして言い訳になりますが、それから暫く、漫画の登場人物達のような残酷な自分になる事を抑える事が出来ず、近くにいるあんなに可愛いがっていたミルクに酷い事をしてしまいました。 今も思い出す度に申し訳ない気持ちと恐ろしさで胸が苦しくなります。 動物を虐待する人に強い憤りを感じていた自分がそんな事をするなんて自分自身も信用できず、ミルクも信頼していた私の突然の変化にどれだけ悲しかったかと思います。 私が徐々に元に戻っても、ミルクが前のように心の奥底から打ち解ける事はなくなったように感じました。 16歳で老衰し亡くなりましが、本当は、もっと無邪気に元気に長生きしたと思います。とても性格の良い子でした。 最後亡くなる直前に私の頬を舐めてくれ、一瞬、かつての関係に戻った気がしました。自分のした事に後悔の気持ちでいっぱいになりました。 私は今も動物が大好きで、みんなに幸せになって欲しいと思います。そして、動物と一緒にいる時に私も深い幸せを感じます。 ですが、一方、あれ以降そのような行為をした事はありませんが、自分に深い闇がある事を知り、前のようになってしまったらどうしようと不安になります。自分が怖いです。 そして、わたしが言う資格はありませんが、ミルクのように、無防備なペット達が悲しい思いをしていると思うと辛いです。 自分が悪魔になりそうな時、どう立ち向かえばよいでしょうか。 そして、ミルクにどう償えばよいのでしょうか。

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あっけない死

よろしくお願いします。 地面と、窓から見える排気ダクトに鳥がたまごを産んでいました。地面のたまごは毎日無事かなぁと帰り際見たり、廃棄ダクトは親鳥が巣を作っているのに気付いてから何気なく見ていました。そのどちらも今日死んでしまいました。地面のたまごは大雨によって。廃棄ダクトのたまごは機械を動かしたか?によって巣ごと落下していました。雨なんて予報で分かっていたし、廃棄ダクトだって巣があることを伝えることだって出来ていました。どちらもしなかったことが悔しく後になってそんなことを思う自分が不快です。あんなに頑張って巣を作っていた親鳥や、たまごに近づく人間に威嚇していた親鳥を思うと悲しいし、わたしは結局何もしなかったのに悲しんでいることに何なんだろう自分は、と思います。 そして生き物の命はこんなにもあっけなく終わってしまうのかと悲しくなりました。これからやっと産まれるところだったのに。地面のたまごは割れて今から産まれるところだったようです。それなのにあっけなくです。生き物の過酷さをみて人間の甘さを思いました。自然だから仕方ないのかもしれませんが、やはりショックです。全ての生き物に言えることかもしれませんが、こんなに簡単に死んでしまうのかと思うとやりきれません。

有り難し有り難し 6
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2023/08/03

天部の神様と死について

こんにちは。表題の件について質問させて下さい。 忌中には、天部の神様を祀ってあるお寺に参ってはいけないという話を聞きました。 理由は「死は穢れで、特に聖天さんなんかは穢れを嫌うから」「天部の神様は人間に近いから、死を思い出させることで荒れ狂ってしまうから」「本当は神様はそんなこと気にしないんだけど、あなたが悲しいときに無理してお参りしなくていいよ、という意味だ」など、お坊さんによって様々なようです。 私も最近祖母を亡くしました。 祖母とは生前不仲でしたが、遺体を見ていると「生まれて生きて死ぬとは本当に大仕事で、この人はそれをやってのけたんだな。お疲れ様」と素直に見送る気持ちになれました。 死ぬのは怖いけど、それは死に際しての苦痛への恐怖が主であって、死自体はどんな生き物にも訪れるものですし、決して穢れではないと思うのです。 肉体が腐ることだって、微生物に分解され、本来なら動物や植物の糧になり、土に還るという尊い過程です。 何なら生きることより尊いと思うし、衛生管理のため仕方ないとはいえ、死んでまで化石燃料バンバン使って骨にして何の役にも立たない壺に収めて保管して、アホらし、とすら思いました。 そう考えると、「死は穢れだから」とか「天部の神様が死を恐れるから」という理由は、個人的にはあまりしっくり来ません。 人によって死への解釈や意見は違うものでしょうが、実際のところ、天部の神様にとって人間の死とはどういう扱いなのでしょうか? どうして忌中に参ってはいけないのでしょう? 現役のお坊さんの意見をお聞きしたいです。 よろしくお願いいたします。

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死を考えています

もういい加減、生きているのが苦しいです。 あまりこういったところで書くべきではありませんが、簡単な経緯をお話しさせてください。 読み飛ばしていただいてもかまいません。 小学校に上がる前に父を亡くし、母が鬱病になりました。 祖父母の家と行き来しながら母と二人で暮らしていたのですが、あるとき父の知り合いでもあるという男が家を出入りするようになりました。 この男ははじめは優しく、母や私ともよく遊んでくれていました。 二人とも傷心でしたのですっかり信用しきってしまい、母は再婚し私は娘になりました。 これが間違いでした。 男の希望で私たちは引っ越し(ここから少しずつ家族や友人との関係を絶たれていきました)、隔絶された家の中で私たち母子はほとんど奴隷と言っていいような扱いを受けました。 男は毎日ささいなことで激怒し物を壊しては気の済むまで土下座させ、そのあと何度も殴るという有様でした。私を殴るのは母の役目です。 この頃にはもう逃げるなんて発想すらなく、常に死と隣り合わせで、恐怖で震えながら寝る毎日でした。 同時期には学校でいじめも受けていました。 もともと泣き虫でいじめられっこ気質ではありましたが、転校後のそれは教師も含めて大変悪質なものでした。 家にも学校にも休める場所がなく、毎日死のうかと考えていましたが、なんとか生き延びて今に至ります。 これらのことで精神を病んでしまい、様々な後遺症が残りました。 元から持っていたらしい発達障害と合併して生活が非常に困難です。 具体的には高校中退、大学にも行けず就職はおろかアルバイトさえろくにできません。 どうしても納得いきません。 例えば私が重大な罪を犯して、その報いとして今の状況があるなら納得はできます。 なぜ、私は真面目に生きてきたのに、他者から一方的に理不尽に人生を壊されなければならないのか。 世の中に善悪や法則などないのだから、なんでなんでと言っても仕方ありませんが、あまりに遣る瀬無いです。 人に優しく誠実に、と生きてきたつもりですがなにもかも無意味でした。 この先にも希望がありません。 私だってできることなら誰かに愛されたかったし、自分や誰かを愛してみたかった。 勿論自分にそれだけの価値や魅力がないことも理解しています。 生まれてこなかったほうがよかったとすら思います。 なにがいけなかったのでしょうか。

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いつか来るペットの死について

先日、飼っているインコの具合が悪くなり病院に行きました。 症状が死亡率の高い癌の症状と似ていて、この子が死んでしまったらどうしよう、と病院につくまで不安で不安でたまりませんでした。 結果的に癌ではなくちょっとした体調不良なだけで、命に別状はありませんでした。 しかし、一人暮らしで頼れる人もいない状況で大切な家族のインコになにかあったら、仕事はどうするか、どこまで手を尽くせるか、色々な問題があることに気が付きました。 それから毎日、元気にごはんを食べるインコを見てほっとしています。 常に心の片隅に「明日突然死んでしまうのでは?」「朝起きたら動かなくなっているかも」「仕事に行っている間に何かあったらどうしよう」と考えるようになってしまいました。 まだまだインコも寿命には程遠く、今日もとても元気でした。からなず生き物は死んでしまうし、私より早く亡くなるのだから覚悟は必要です。でも今から死ぬことばかり考えたら、一生懸命生きてるインコにも失礼ですし、ここ最近私が参ってしまっています。 もともと神経質で心配症な私は、今回の出来事をきっかけに祖父母のことや両親のことも同じように考えてしまい不安に押しつぶされそうです。 このままではいけない、となんとか意識を変えようと昔から試みていますが、漠然とした死の不安や、それに伴う環境の変化を予測してしまい心がついていけません。 こんな心配や不安でいっぱいの毎日が楽しいわけなく、本当にしんどいのです。 死は必ずくるもの、乗り越えなくてはいけないものとわかってはいるつもりです。 その日が来るまで楽しく過ごしたいのに、毎日毎日例えようのない不安ばかり湧いてきて、病気になってしまいそうです。 これを乗り越えるには、心配症を治すには、どんなきっかけが必要なのでしょうか?何をしたら、どのように考えることができたら、この辛い日々を脱せるのでしょうか。 先に天国に行ってもらい、いつか私が行くまで待っててもらおう、そう考えてもなかなかうまくいきません。 死に対する予測的な恐怖と不安を消化できるようなお話や思想がありましたら、教えて欲しいです。

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