自分の作り方
自己肯定感の低さに悩み、どうにかして自分らしく生きていく術を模索していたのですが、そもそも自分とは何なのかが分からなくなりました。
以前より私の中には、自分自身に執着しないこと、自分に過剰な興味を示さないことが美徳だという考えが漠然として在り、この信条に従って自分よりも他人様の為にと思い行動することを心がけていました。人がやりたがらない仕事に取り組んだり、相手の気分を損ねない様に気を配ったり、自分の事をを二の次にする事で信条を果たしていた、つもりでいました。
しかし実際のところ、私はただ人に嫌われたくなかっただけだったのです。人の為に何かをしていたのも、結局は大勢に好かれたいという思いからしていたに過ぎませんでした。
自己への執着を捨てるつもりが、他者に媚びるだけの行為に成り下がり、行き着いた先には弱りきった自分がいました。
今では人との話し方も忘れてしまいました。本音と建前という言葉がありますが、相手に嫌われたくない一心で建前だけでしか話すことが出来なくなりました。相手から見たら上っ面だけで話している風にしか見えないのだと思います。
自分らしく生きてみようと思っても、自分というものがどこにも見当たらないのです。自分のことが分からず、他人への興味も消え失せ、宙ぶらりんになった感じです。これまで自分がしたこと全てが偽善に思えて、本当に好かれたいと思った人は遠ざかり、手元には虚無感のみが残りました。
私が再び自分と向き合い、自分の人生を自分の生き方で歩んでいくにはどうすれば良いでしょうか?
有り難し 5
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