他人に優しくすることの意味は。
春から新社会人になった者です。
右も左も分からない中で必死にもがきながら、社会にはたくさんの人が生きていることを痛感しています。
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自分が人一倍傷つきやすい性格なこともあり、これまでは他人が少しでも痛い思い、つらくて心がギュッとする悲痛な思いをしなくて済むよう、できる限り優しく接してきたつもりです。
わたしは自分のそのようなところを長所だと思ってきましたし、これまでに私がたくさん傷付いて痛い思いをしてきたのは、他の誰かに同じ思いをさせないためだとの考えで、自分に降りかかる痛みを受け入れてきた背景もあります。
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しかし、社会人になり、皆がみんな他人に優しくは生きていないと気付きました。
むしろ世の中には、他人に優しくする人なんてほんのひと握りしかいなくて、みんな精一杯自分のことを守っているように見えます。
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確かに、他人に優しくすれば、その優しさ故に話しやすいと思われて、頼み事をされる機会が増え、仕事が増えるかもしれません。
仕事が増えれば厄介事に巻き込まれ、背負わなければならない余計なリスクも増えるかもしれません。
自分1人ならいいですが、守らなければならない家族がいるとなると、リスクを削りたいのは十分に共感できます。
さらには、周りは優しくしてくれないのに自分だけ相手に気を遣うことは、損だと感じてしまうのかもしれません。
優しさに見返りを求めるのはお門違いだと分かっていても、総合的に見たときに、わざわざ優しくしつづけることの意味が分からなくなるのかもしれません。
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事実、私自身も、他人に優しくあることの価値が分からなくなってきてしまいました。
入社以降、様々な場面で痛い思いをして、他人を切り捨てても、自分を守りたいと思ってしまうようになりました。
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周りから見返りがなかったとしても、私たちが他人に優しくあるべき理由は、何なのでしょうか。
わたしはこれからも、仮に自分のリスクを増やすとしても、他人に優しくする心配りを持ち続けないといけないのでしょうか。
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よろしくお願いいたします。
有り難し 9
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