仏さまに責められている?
はじめまして。七瀬と申します。
以前、多くの仏さまが安置されている博物館のような施設に行きました。
荘厳な雰囲気に圧倒されると同時に、仏さまたちになにか強く責められているような気がして恐ろしくなり、すぐに踵を返して参りました。
帰ってからの日々で内観を繰り返し、その理由などを探っておりましたところ『産まれ生きていることへの罪悪感』が浮かび上がってきました。
同時に、『親孝行できていないこと』にも罪悪感と焦りを感じていることにも気が付きました。
『産まれ生きていることへの罪悪感』→『両親への贖罪』→『親孝行すべき・せねば』と、幼少期から自分の中で繋がっていたようです。
僕は仕事はしていますが高給取りではなく、伴侶もいなければ友人もなく、これといった親孝行もできておらず、後ろめたさを常に感じています。
両親との関係はおおむね良好ではありますが、お互いに腹を割って本気で向き合ったことは今までに一度もないと思います。
幼少期について思い返すときは、その思い出の善し悪しは別として、『そもそも産まれてきて(苦労をかけて)申し訳ないなぁ』という言葉が必ず浮かんできます。
それでも、仏さまが僕を責め立てるということはしないと頭では理解しています。
僕が自分の中に持っている罪悪感が、目の前の仏さまたちをそういう風に見せていたのだと思っています。
しかしながら、未熟な僕の内観だけではここで限界を迎えてしまいました。
長年抱えていたため、これは非常に頑固な罪悪感であると自覚しています。
これを手放すことができれば、もう少し楽に生きられるのではないかと思っています。
どうすればこの世に産まれ生きていることそのものへの大きな罪悪感を無くせるのか、お坊様がたのお智慧を拝借したいと思い、この度は相談させていただきました。
拙い文章で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
有り難し 20
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