「思いやり」とか「お互いさま」とか言いますが、人は本能的にまず自分を考えるのですが、それで終わらず、次に、相手も、できればすべての生命が、まで考えて心配して生きることができると、その心がけだけで...
どうしてこういう訳語なのかわかりませんが、「他にどんな善業を積んでいても、これをやってしまったらその悪業が先に出て、来世は必ず地獄に落ちます」という恐ろしい罪が五つあります。
父殺し、
母殺...
仏教では煩悩を三種類に分けますが、分かりやすい欲、怒りに対して、それらの根底にある無知とは、まあ、いわゆる我のことだとさらりと言います。
それで、普通は欲や怒りをどうにかしなければと悩み、そ...
怒りも欲も、その根底に「我」があります。
怒るときは、「『俺に』こんなことしやがってチクショウ」と怒り、欲を出すときも「こんな素敵な子が『俺の』彼女だったらいいなあ」と思っているのです。
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キリスト教はローマのカトリックとギリシャの正教がまず分裂して、後にプロテスタント各宗派がカトリックから分裂して、、、しかし、どの宗派も本来のイエスの教えを根底に据えているように見えます。
仏...
仏教が起った頃の古代インドでは跡継ぎのためにこういうことは良くありましたが、現代日本の法律では夫が不倫して、その子供も生まれた、ということになります。
跡継ぎだけ考えるなら、あるいは、あなた...
頭がはっきりしているならチャンスだと思います。
死ぬまでにまだできる仕事をお勧めするのはどうでしょうか。
心だけでできる、慈悲喜捨の気持ちを心に植え付けるという修行があります。
慈悲...
『死後はどうなるの?』角川文庫が、分かりやすいです。
死は、知っていても嫌なものでしょうけど、知らないと、もっと不安になります。
仏教が見ている死生観というか死と死後の生に続く輪廻、そし...
本物の出家(テーラワーダ)は在家の権利も義務も放棄したので法律に訴えることもしません。彼らにあるのは自分を縛り守る戒律だけです。
日本の僧侶を含む在家は、法律に縛られ、法律に守られます。怒り...
やるのが安全です。独学で構いませんので、スマナサーラ長老の本やyoutubeを参考されるとよいでしょう。
眠りに落ちるまでの瞑想はヴィパッサナーより慈悲の瞑想が適していると、スマナサーラ長老...
という論文を昨年「パーリ学仏教文化学」34号に発表し、そろそろインターネットにも出ると思います。inbudsとかciniiで藤本晃で検索すれば出ると思います。
要点は、他宗教では「我がある」...
『死後はどうなるの?』角川文庫に簡単明瞭に書いてあります。悟ったら、死後の再生はない。悟らなければ、善業、悪業に従って六道の何かに転生します。怖くても怖くなくても仕方ありません。
慈善行為をしなければ、とか、しない自分は悪いことをしているのか、などと「いつもこうすべき」と自分を縛ったり意識したりせずに、自分の気分、体調、お店の状態などを勘案して、その時々の対応でよいと思い...
就職氷河期とか手に職とか言いながら、しかしやはりしっかり勉強して資格を取って、誇りをもって日々の仕事に臨んでおられると思います。
で、実際のジジババは、特に爺は、言いたい放題やりたい放題で、...
善行為に楽果、悪行為に苦果、と、業は単純明快なはずなのですが、実際はとてもややこしいです。
一刹那(一ナノ秒とかそれよりもっと短いとか)ごとの心の状態について一つずつの業が生じます。悟らない...
仏教の修行法の一つに、死について観察する死隨念があります。
誰でも必ず死ぬ、私も必ず死ぬ、という、当たり前なのに何となくみんな避けている現実を正しく冷静に思いながら生きる、特別な修行というよ...
大事故や大病を治すとき、医師のチームはまず患者の体が落ち着いて治りたくなるまで待って、体が治りたくなったら治療を始める、ということを聞いたような気がします。体が自分の体について呆然としていると...
ヴィパッサナーは、まず、心身をリラックスさせてから行います。トイレを済ませ、空腹でも満腹でもなく、なるべく静かな環境を選んで、どっしりと座る、三時間でも四時間でもそのままいられるような状態を作っ...
病院学級とかでこの世のことを学ぶのはもう置いといて、生きるとはどういうことか、死とは何か、死後はどういうものか、生まれる前はどうだったのか、など、学校では全然教えない大事な内容について、調べたり...
釈尊は、最初は、世の中でうまくいっている、恵まれている人々を弟子にしました。彼らは徳にあふれていて何事も順風満帆で、世の中に飽きていて、もっと何か挑戦できるものはないかと探していました。
そ...
というタイトルのスマナサーラ長老の本が出版されています。そこに書かれていると思いますが、少し私なりに付け足すと……
「一切皆」は、間違いです。般若経などの漢訳の時に間違えたというよりは般若経...
と、人は考えがちです。
自分の意見が自分は大好きなので、別の意見やそれを持つ人を、嫌います。しかしそのような意見は欲という煩悩です。
自分はこのような意見を持っている(好んでいる)が、別...
お気持ち、男の立場からですが、よく分かります。
男の方が異性を性的対象として見がちなことも事実だと思います。
農業に例えれば、男はどの田んぼにでも手当たり次第種をまいて、どれかがうまく芽...
初期仏教では、人間に生まれたのは、前世の業の中の良いものが出たから、それと別に、一生涯の中で前世の業の中の良いものが助けたり悪いものが足を引っ張ったりする、と、おおざっぱに見ます。それらは全部、...
憲法22条でしたか、信教の自由が保障されています。憲法は日本の最高法規ですので、宗教法人法にそれより強いことが書いてあるわけがなく、まして、一宗教法人(寺)が独自に「うちの檀家をやめてはいけない...
は結構不人気で、これがある大学はもはや希少種で(しかし文系学問の根本なので旧帝大をはじめ置き続ける大学は多い)、文学部の中でも最も敬遠され、そのため入りやすいですね。私も哲学科出身です。根本だけ...
お盆は、世界中の宗教にある素朴なこの世とあの世の観念です。生者の世界と死者の世界。行ったり来たり。そこで想定されているのは、この世と似たような人間のような生命がいる世界。畜生は想定されていないで...
太宰治が戦争中の方が生活や作品が生き生きしていて戦後はまたダメダメになっちゃったとか躁鬱気質だったのではないかとか言われています。
東日本大震災のように、非日常的な現象が起きると、人の気持ち...
どちらかだけを嫌ったりどちらかだけを欲しがっても、もう一つがもれなくついてきます。
無常で刹那滅なので、すべての物事が一瞬しか続きません。生きられません。でも、ずっと続いています。ものすごい...
目の見えない、しかもそれまで象を知らなかった人を集めて、これが象だと触らせてあげると、ある人は象は丸太のようなものだと思い(足を触ったのでしょう)、ある人は箒のようなものだと思い(尻尾を触ったの...
遺骨は関係ありません。が、遺骨や弟さんに対するご家族の執着のレベルは、家全体に対して関係あるかもしれません。家族が暗くなって悲しんで後悔ばかりしていると、家全体が負のオーラに包まれ、霊が寄ってき...
仏教学という学問の一分野が、ちょっと自縄自縛状態です。
普通の学問は、現場で苦労して、では、と、原理や仕組みや新しいアイデアを学問で出して、これならいいだろうと発見発明して、また現場に持って...
『死後はどうなるの?』角川文庫で、輪廻とそれを超える悟りの構造がざっと分かります。
『無常の見方』、『苦の見方』、『無我の見方』という三部作が、もしサンガからなら今は新刊では入手しにくいですが...
「悟り」が最高の目的で、「浄土」というか天界への往生は、悟れなかった場合の転生先として良い場所に行こうという「救済」措置です。
東アジアに伝わった漢文の仏教では、中国でも朝鮮でも禅と浄土を一...
執着と本当の望みの違いは、前者はただの煩悩・欲で、後者は自分の心を成長させるための意欲、と、分類されます。ただ、自分でもその違いに気づくのはむつかしいでしょう。
ギリシャ哲学で、異性に対する...
欲というか貪・むさぼりはラーガで「汚れ」という意味なので、いわゆる欲です。良くないものです。
意欲チャンダというものが別にあります。それは「やる気」です。やる気自体は良いとも悪いとも言えませ...
自分と相手との関係とか相手の大変さとか、あまり考えないかもしれません。
単純明快に、ただ、自分の気持ちだけを表明します。「あなたが幸せでありますように」「あなたの悩み苦しみがなくなりますよう...
ご主人の写真を撮ったのはいつかということが気になります。半年も前のものだと、その頃には前妻さんが憑いていたかもしれませんが、今は取れたということも、ないことではありません。
人や動物の心や居...
と、ちょっと無理やり客観的?に見る方法も、仏教にはあります。
親しい人の死を乗り越えるためにいろいろ策はありますが、ひとつ面白いのが、前世からの因縁を譬えに出す方法です。
仲の良い夫を突...
もし、心の奥底の波動が何となく周りに伝わって、それが周りにとって、何か好ましくないものだったとしたら、そういう現象もあるかもしれませんね。鳥を追い払うために人間には聞こえない超音波を流すとか、世...
仏教の見方では、輪廻する五道の中で天人にはレベル・ランクが分かれていて、餓鬼道も畜生道も地獄にもレベル・ランクの違いがある中で、人間だけ、まったく一種類だけです。
日本人、中国人、韓国人、ヨ...
『死後はどうなるの?』角川文庫をお読みになると死後のことが簡単に分かると思います。お勧めします。
毒矢の譬えも無記も一般世間の仏教好き?の間でずいぶん誤解されているように思えます。無記につい...
スリランカや東南アジアに根付いている初期仏教の世界では、輪廻が当たり前のこととして受け入れられ、しかも不明瞭な不安を煽るようなものではなく、善因楽果、悪因苦果が浸透しています。
この世で悟り...
バイオリズムというんですか、気分も上々の時も下降気味の時もあります。人生が上手な人は、上場の時にあまり張り切りすぎないで、注意深くやるそうです。下降気味の時は、あまり新しいことに手を出さないで、...
親御さんのありがたさと自分の至らなさが分かって、立派だと思います。
親が子にすべき善行為は、善悪の道徳などをきちんと教えて、人格者に育てることです。
子が「自分」にすべき善行為は、まずは...
『死後はどうなるの?』角川文庫が、手っ取り早く、死ぬこととか死後のこととか理解できると思います。もちろん、仏教の立場から書かれていますが、世間では死後のことは分からないので調べようもないし、他の...
のような気がします。
まず、人は自分以外の人のことをあまり気にしません。気にしても、自分との関わり合いの中でだけなので、どうせ人も他人を都合よく見ることが多いです。人目は忘れましょう。
...
まず、フィクションである可能性があります。
また、事実だとしても夢ですから、著者の妄想思考である可能性もあります。
それらの要素を差し引いて、鯉の言い分は、業の問題ですので、全くないと...
学校に行かなくて、全然困ることはありませんよ。ただ、学びはがっつりやっておいた方が良いです。子供で、学べるうちに。
少し前のアナログの時代には、学校に行かないと学べませんでした。友達もいま...
初期仏教的に考えると、非思量(考えない?)とは、あれこれ考えず、一瞬ごとに変わる自分の心身や目の前の現象を、一つずつモグラたたきのようにこれ、これ、これ、と考える間もなく適切に把握して捨て把握し...
虚にむなしいの意味もありますが、それは漢字の意味です。原語がどうだったかを考えずに、漢字の意味だけ取って考えるとわけが分からなくなるかもしれません。
空(くう・からっぽ)がサンスクリット原語...
明治維新の西洋科学教の流入、戦後の宗教だけ毛嫌いした教育、などなどのおかげで、生まれる前のことや死んだ後のことは何も考えず、ただ、今生きているこの世界のことだけを考えて生きるように、みんななって...
古来、世界中で思われていて、ほとんどの宗教、哲学では、それでもせいぜいこの世とあの世の2種類、あるいは、あの世に良い処と悪い処と2つあって、それとこの世の3つくらいしか想像つきませんでした。
...
業に従って現れます。人間はいつも人間に、動物はいつも同じ種類の動物に生まれ変わるなどと決まってはいません。
むしろ、地獄、畜生、餓鬼の三悪道(阿修羅を入れると四悪道)で一生を過ごすと、そこで...
善行為をして、その結果(善業、善根、功徳、徳など)を得るという言い方になるでしょう。
結果から見ると、善行為をして、徳(功徳、善根、善業など)を得たという言い方になるでしょう。同じことなんで...
言葉や体・物を使ってお世話してあげることです。
直接してあげられなくなった故人に対しては、自分が何か善いことをして、「この功徳(くどく、善業)をあなたに上げます(廻向[えこう]します)」など...
と思えばいかがでしょうか。
死の苦痛が来たときは、どうせそれに集中して、他のことはもう考えられなくなります。なんとか苦痛が和らいだら、もうあの苦痛は嫌だと怯える? 対処できるかどうかいろいろ...
というものもあります。「私の場合はこういう人が集まるなあ」と考えましょう。
具体的な対応は、まず、子は小さい頃から親孝行すべきで、成人したら親のお世話をするはずなのに、子が親に対して偉そうに...
はセットで切り離せないものだと仏教では考えます。どのくらいセットかというと、行為の結果をカルマ(業)と言いますが、行為もカルマと言うのです。
行為には必ず結果が出るので、善行為には善業=功徳...
何かについて、何度か回答していますので、よろしければ私の他の回答もご覧ください。また拙寺ホームページhttps://seikyoji.jimdofree.com/に『供養ってなに?』という冊子を...
と思えるのですが、いかがでしょうか。
夫の最後の時を堂々と支え、見送り、その代わり、とくに精神的にきつかったのでしょう、脳梗塞とは。
夫亡き人生をその後も歩み続けるのも良いですが、すぐに...
前世までの業が今世に作用しますので、前世までの行為の影響は、結構あります。
そのうえで、特に人間は、今世で善いことも悪いことも自分の意志で結構自由に行えます。その結果が、来世にも影響しますが...
と考えてよいと思います。
49日法要の時に墓に収めようと言っていたのは、まだ野焼きで骨髄など残り衛生的に問題があるので、なるべく早く土に戻そうということでした。
今は、お骨はカラッとカル...
本来、特に目上の人をお世話することです。相手のためにもなりますが、目上を敬いお世話する功徳が自分に生じるので、自分にも相手にも良いことです。
「故人のために供養する」と言えば、直接何かしてあ...
順序を逆にして後ろからお答えします。
>仏教には、ムディータ(喜) と言う考えがありますが、私は、大して知りもしない人にムディータと言う状態になれないのが現状です。だからと言って、人の話を...
のでしょう。
亡くなって、すぐに次の生に行く人もいますが、しばらく人間界の近くでうろうろする人もいるようです。中陰の四十九日間と決まったわけではありませんが。
お母様がそれに気づいてよか...
在家の五戒の五つ目の酒は話が別なのですが、殺生、偸盗、不倫、嘘の四つの中で、仏教から見て一番罪が重いのは、嘘です。次に重いのが不倫。盗みや殺しは欲や怒りのなせることで、体や物で行うことで、傍目に...
怒りを何とかしなければいけないと思えているのですから、けっこう楽に上達すると思います。
一番すごいのは、怒りが心に沸いた瞬間に、これは怒りだと素早く気づいて、やめようと決めて、怒りが静まる...
あなたが想定しておられるのは、仏教でいえば如来蔵・仏性思想に近いような気がします。もともと仏教にはなく、仏教以外のたいていの宗教にある教えというか感覚です。現世と来世?に分け、現世では不完全な代...
体は成長するといっても、その後は年老いて病気になって死ぬだけです。花が種から花開いて萎んで枯れるのと変わりありません。植物は土に還り、体も、埋めて土に還したり、焼いて、しかし骨を土に還したりしま...
高校中退してから高卒認定を取り、通信制大学まで卒業が見えている段階ですよ。比較対象が少ないので分かりにくいかもしれませんが、全科目で高卒レベルの合格を取るのは、結構大変です。学校に行っていれば、...
「宇宙の果ての更にその先には何があるのか」について釈尊は、それは論理的に探せないでしょ?という意味の答えを出しているようです。果てだと思っていたその先なんて、あるとしたらまだ果てじゃなかったって...
結構シビアです。
宗派に分かれる前の釈尊の仏教では、生命の生き方を六種類に分けて、上から天人、人間、阿修羅、餓鬼、畜生、地獄と分類しています。釈尊がインドでも初めてそう分類したと、古いインド...
あると仏教では見ます。
一つは、今のような、パッと怒るもの。たぶん、虫の居所が悪くて、でも、怒鳴り散らしたらもうすっきりしているかもしれません。直さないと周りが迷惑なのですが、周りの人も、あ...
感覚に六感ありまして、そのうち最初の5つ眼、耳、鼻、舌、身は今ここの外界対象やせいぜい体の内側を感じるだけです。感じた直後に心・意が、「私が見た」「私が嗅いだ」などと感じ、それについていろいろ考...
まったく同じものは初期仏教(パーリ聖典)にはないと思いますが、発想は納得できます。
煩悩を無知、怒り、欲の3種類に分けると、恐れは怒りの仲間に入ります。
何かを自分に取り込みたい、引き込...
親と子の気持ちは、ご夫婦のご事情と別ものです。
嫌いなどというちょっとネガティブな気持ちではなく、成長した自分を見せて喜んでもらいたいという気持ちは立派です。
お母様のご事情もあると思い...
行為は言葉や体で表現する前に心で意図します。その意図が、業になります。
布でくるまれて眠っていた赤子が樹の根元にいたのですが、ある長老がそれと気づかずその上に座り、圧死させてしまいました。世...
私たちはみんな、いつも、心で、言葉で、あるいは体で、善いこと、悪いこと、善くも悪くもないことをして、それらの結果を受けながら、また新たに何かをしながら、生き続けています。
何かをした結果が業...
と仏教では言います。漢訳で自業自得です。この意味で、仏教はものすごく個人中心の教えです。
仏教では、絶対的な神が世界を作ったり人を作ったり有無を言わさず誰かに何かを強制すると見ません。絶対神...
YouTubeの説法を探してみると、悟りに関してもいろいろ見つかると思います。
藤本晃『悟りの4つのステージ』(サンガ)にもきちんと説かれています。
一言、
心を鍛えたり成長させたり何か行...
ほんとに困りますね。
学校で教えないことは、自分で調べるしかありません。しかも、学校で教えないからもう誰にも分かるはずないなんて絶望しないでください。死のこと、死後のことは、多少なりとも宗教...
というところが気に入りました。親が亡くなった人はいますが、親なくして生まれた子供はいないでしょう。
死者の行く末に関して何ができるのだろうと疑問に思っておられるようですね。
藤本晃『功徳はな...
出家した比丘たちの場合は、誰かと何か問題が生じても、比丘サンガ全員の前で懺悔します。当人がいれば当人を含めて、当人か自分がどこか別のところに行ってしまったら、相手もいないのに。
比丘の場合は、...
亡くなってからは、直接孝行できないので、お寺に布施でもしてその善行為の功徳を廻向するくらいしか方法はありません。藤本晃『功徳はなぜ廻向できるの?』(国書刊行会)などをご参照ください。
しかし...
は本当は別のものです。体が動けなくなると死にます。が、心はそんな体が嫌で逃げだします。また何かにしがみついて生まれます。つまり輪廻します。
心を滅することができるのは、悟った人だけです。何の...
さて、相手が暴力団で、警察を呼ぶ前にどこかに連れていかれ、殺されたらどうにもできませんね。
誰かが勝つと、誰かが負けます。しかも、正義は必ず勝つとは限りません。暴力で、理不尽に、自分が正しい...
に分かりやすく書いてありますが、
魂というか心は、悟らない限り、死んでも続きます。
お空から見守っているとしたら、天界の下のほうに転生した場合でしょう。
餓鬼道は人間界の近くで苦しみ、地獄...
現代日本の仏教では、彫ったり購入したりした仏像はまだただの美術工芸品で、仏壇とかしかるべきところに安置して坊さんにお経を上げて「魂を入れてもらって」初めて信仰の対象になる、などと言います。魂って...
ご両親もあなたも立派ですね。悪口が陰口(仏教的には「離間語」)であり、本人のいないところで本人のことを悪く言うので、回りまわって多くの人に、そして自分にも影響することを、よく気を付けて家訓にして...
内容だと思います。虐待は体罰とか育てないとかの積極的なものだけでなく、相手の思考に介入する洗脳はもちろんそうですが、言動を束縛するのも洗脳とか、もう虐待だと思います。
しかも、それが「あなた...
という冊子を作り、誓教寺のホームページで見られるようにしています。https://seikyoji.jimdofree.com/の「施本」で探してみてください。
供養のために骨は関係ありませ...
の姿勢で行くのが良いのではないでしょうか。
餓鬼には大きく分けて四種類あるようです。詳しい分類は忘れましたが、『餓鬼事経』のどこか、あるいは『餓鬼事』に関する論文のどこかに書きました。CiN...
と仏教では見ています。
平等な部分は、人間(生命)は誰でも生きたいと思っていること。生存本能です。
不平等な部分は、各人間(各生命)が行う行為です。各自がそれぞれの思いでそれぞれの発言や...
仏教では智慧と慈悲の両輪と言いますが、智慧は、一瞬ごとの今を捉えて無常、苦、無我をありありと悟ること。慈悲は、すべての生命の幸福を願うこと。でも、すべての生命とか考えているときは、一瞬ごとの生滅...
私は30年前に山口県の浄土真宗本願寺派のお寺を継いだのですが、その5年後、初期仏教に関心を持ち、スマナサーラ長老の瞑想会を開催し、以後、仏教としての浄土真宗を頑張っていました。
その15年後...
人間に限らず、生命はすべて、自分が一番大切なものです。自己保存の本能が一番先に来ます。せっかく幸福なはずの人間に生まれたのに、大変な苦労をしました。しかし何とか乗り切って、ここまで来ました。
...
仕事とそのための学びは、頑張る必要はありますが、苦しんではいけません。向いてない仕事のために苦労して、でも結果は、向いている人がやるより劣るなんて、マッチングしてないだけで余計な苦労で、損なだけ...
『シガーラ教戒経』(漢訳は「六方礼経」)というお経に、親子、師弟、夫婦、友人、仕事仲間、宗教者たちとの付き合いの六種類全部の正しい付き合い方が簡潔に説いてあります。スマナサーラ長老『成功する生き...